よくある質問とそれに対する回答
Q1:「子ども第三の居場所」って何ですか?
A1:日本財団やB&G財団が展開する事業で、学校でもなく家庭でもない、子どもの居場所の事を言います。ここでは、子どもが安心して過ごせる環境で、「自己肯定感」や「人と社会と関わる力」、「基本的生活習慣」、「学習習慣」など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む居場所となります。学校や役場の福祉・健康部局、企業、町民などの方々と協力し、誰一人取り残さない地域子育てコミュニティをつくることで、「みんなが、みんなの子どもを育てる社会」をめざすものです。現在全国に約280ヵ所設置されています。
Q2:「ひろま~れ」と、命名した理由は何ですか?
A2:洋野町の「ひろ」と、「ひろま~れ」に対する理解と共感、支援が「ひろまる」ように願い「ひろま~れ」と命名しました。
Q3:「ひろま~れ」にはどんな設備があるのですか?
A3:集団で学ぶスペースと個々で学ぶスペース、食事スペース、相談室、お風呂、キッチン、遊び広場などが設けられています。
Q4:「ひろま~れ」ではどんな活動を行っていくのですか?
A4:宿題や一人勉強、自由遊び、読書などの活動のほか、夕ごはんも食べられます。利用者によっては入浴も可能です。
土曜日や学校が長期休業中の時には、隣接する特別養護老人ホームとの交流や駅や海浜清掃などの奉仕活動、郷土芸能体験、野外自然体験、創作活動なども行う予定です。
Q5:「ひろま~れ」の特徴的な活動を教えてください。
A5:「ひろま~れ」には学校心理士が常在しますので、子どもや保護者のカウンセリングの他、ELC(音読、音韻処理能力簡易スクリーニング検査)なども実施できます。また、読解力やワーキングメモリー、運動調整力など『脳力アップ』に関する活動も行います。外の広場には小高い丘も設けますので、積雪時にはそり遊びなどもできます。
Q6:「ひろま~れ」はどんな子どもが利用できるのですか?
A6:下校時に一人ぼっちとなってしまう子どもや家庭環境(経済状況含む)に課題を抱える子ども、学校になじめない等の種市中学校区と中野中学校区の子どもたちが優先して利用できます。大野中学校区の子どもたちは、「ひろま~れ」までの送迎ができる方であれば利用ができます。
Q7:「ひろま~れ」の利用料金はいくらでしょうか?
A7:「ひろま~れ」の利用料金は無料です。ただし、傷害保険料と野外活動時などの費用は実費となります。
Q8:「ひろま~れ」の開設日時はどうなっていますか?
A8:毎週水曜日から金曜日の14時から19時までと、毎週土曜日の9時から15時までの、週4日開設します。ただし、不登校の子どもに対しての受け入れ時刻は相談により決定いたします。夏休みなどの長期休業中の水曜日から土曜日は9時から15時まで開設します。
Q9:学校へのお願いや学校が配慮する点を教えてください。
A9:「ひろま~れ」利用児童・生徒の学校の週予定表や月予定表の提供や臨時休校などの情報提供をお願いいたします。また、利用する児童生徒の学校には乗用車で迎えに行きますので、駐車場をお借りいたします。なお、「ひろま~れ」を利用する子どもは『特別な子だ』、『困った子だ』などの誤ったイメージは持たせないようにご配慮をお願いいたします。
Q10:学校との連携は、どんなことが考えられますか?
A10:子どもの共通理解を図るための情報共有やケース会議などへの出席などが考えられます。
Q11:不登校の子が「ひろま~れ」を利用した場合『出席扱い』となりますか?
A11:『出席』の可否については、基本的には校長先生の判断となりますが、学校によって判断に大きな差が生じてしまうと、保護者からの不信や不安を招く事にもなりますので、教育委員会とも十分にご相談の上判断されるようお願いします。
Q12:「ひろま~れ」利用決定までの流れはどのようになっていますか?
A12:〔開設時の申し込み方法と決定〕
1.利用申請書を役場福祉課に提出します。
2.利用決定者には利用許可書を送付いたします。
3.利用予定者に対して、6月中旬に「ひろま~れ」で説明会を行う予定です。
〔それ以降の申し込み方法と決定〕
役場福祉課か「ひろま~れ」に電話などで問い合わせをして確認をしてください。