どろんこ遊びは脳の発達に良い⁉
ひろま~れには広い空き地があり、そこで子どもたちは野球やサッカー、鬼ごっこなどで元気に遊んでいます。少し前までの子どもたちの一番の「ブーム」は、どろんこ遊びでした。広場にはどろんこ遊びをした跡が今でもしっかりと残っています。どろんこ遊び(団子つくり、ダム遊び、防波堤遊び、湖つくり遊び…)の痕跡をみながら「脳をしっかり発達させている」と、うれしく思っています。

汚れた靴や服で家に帰ると、多くの保護者さんは「何やってきたの!すぐに洗濯しないといけないじゃないの!」と反応するかも知れません。最近の子どもを取り巻く社会は「脳(前頭前野)」を使う生活が激減していると、警鐘を鳴らす学者や研究者が多くいます。脳(前頭前野)は、五感(聴覚、味覚、触覚、視覚、嗅覚)を使う活動で発達するといわれています。どろんこ遊びを含めた外遊びは、五感をしっかり刺激する子どもにとってはとても良い遊びと言われています。外遊びの減少が「キレやすい子」が増えてきた要因ではないと言う専門家も多数います。どろんこ遊びには脳を健全に発達させる意義のある「教育活動」なのです。